吹け！削れ！
そういえば…
この間、塗装の事を書いたけど、エアブラシの方の話はあまりしていない。
ちなみに、コンプレッサーは、L5を使ってるけど今の用途では充分に満足。1つは連続稼働能力。
プチコンでもOKなんだけど、やはり長時間はだれるので（これも最近気がついたけど、強制冷却とか出来ればそれなりにのばせるんじゃないかな？）なぁ…だた、だれると言っても、小スケールの模型なら充分に使えるのであって、クレオスの言う30分縛りは、指標のような物だと思う（だからと言って24時間稼働はできんぞｗ）。
それから水。
L5で、レギュレーターに水が溜まることはほとんど無い。かなり使い込んでも、スポンジが湿っている程度迄。
某会長さんの様に、50リットルタンク付き業務用（何の？）コンプレッサーなら、大気中の水分を吸い尽くすけどｗ、L5クラスじゃ水を吹く事なんて多分無い。
塗料の濃度が濃すぎて糸引きに成ることは有るけどねぇ…ｗ。
どうやったら、上手くなる？
エアブラシ塗装の上達にも近道は無い。
自分は、昔Olympusのハンドピースを使っていた（あの頃はコンプレッサーなんて持ってないから、エア缶ですよ、エア缶）が、ニードルストッパーだの、エア調節機構だの、ダストフィルターだのが無い時代で、そんな時に使い方を覚えた訳だけど、今でもそれは充分役に立つ。
未だに、当時のエアブラシの教本がうちにあるけど、引っ張り出して読んでみたら、結構為になるんだな、これがｗ
でだ、脱線したが…ｗ、出戻ってから、昔覚えた基本＋近年の便利機能のおかげで、それなりの塗装は出来る様になったｗ（便利機能が無かったら、超ヘボには違いない気がするｗ）
よっぽど不注意じゃないと、均一に塗れると言うのはありがたいし、上手いこと使えば筆塗りよりも短時間で多くの部品を塗れる。
そのために、塗装順を考える。
同じ色の物はなるべく一緒に吹くことで、ハンドピース清掃の手間を減少させる訳だね。
ただ組み立て順を考慮しないと、手間を増やすことになるので、結構頭を使うところ。
組み立て図通りに組むのもありだけど、手間を省くために、順序組み替えはふつーに必要となる。
そうやって組み替えた後で、エアブラシで吹くことでいろいろな手間を省略出来る訳だｗ。
だた、最近思うけど、プロの人たちの使い方がすごいとは思う。
吹いた後の清掃も、クリーナーを通すだけで、細部の拭き取りまではしないみたいなんだよねえ…確かに溶剤が乾く暇もないほどに使えば、次の色を入れたところで、数回空吹けば色はそれなりになるので（但し、銀や金などのラメ入り塗料は多分そうはいかないと思う。こっちはちゃんとしたクリーニングが絶対に必要）それでOKなんだろうけど、日曜モデラーは、そうはいかない。
大体、1週間や2週間のスパンで、テンション切れ起こして別の事始める事も有るし。朝、一吹きした後、昼にはもう気力が無くなっていたりとか（特に失敗するとｗ）、止まる要素が多いので、そうは上手いこと使う流れにはならないｗ。
クリーナーだって使えば減る訳だし、資材を湯水の様に使える訳じゃないと言う事情もあって、なるべく手間を省きたい人には、ある意味参考に出来るテクなんだろうけど、塗装を始めたら、一区切りつくまではやめられないと言うのがこの手法の問題であり、時間のやりくりが面倒で、尚かつ、長時間のテンションが保てる環境に無い日曜モデラーにとっては、やはり見ていてどうかと思うところでもある。
と、まぁ、結局は自力で考えて、自力で何とかしないといけないと言うことに落ち着くんだなｗ
んで、ヤスリ
工程の中で最も重要で、なおかつ最もやりたくない部分。だがここで手を抜くと、ヘボがさらにヘボになる。
パーティングラインを削るのもさることながら、ヒケを埋めた後とか、合わせの間に出来ている隙間とか、削る場所は意外と多い。
大きな場所から小さな場所まで、キットの出来にも左右されるけど、重要な部分には変わりない。
ただ、初心者だと加減が解らないから、行きつ戻りつなんだよねぇ…あと、面が出せないとかなぁ…
ヘボがいう事じゃないけど、これも経験有るのみだろう。少なくとも、イタレリの古いキットとか、アカデミーとかを組めば否応なしにヤスリがけ地獄に入れるので、上達も速いかもしれん。
万人にお勧めは出来ないけどｗ
あと、削り作業がヤスリオンリーと言うことは無い。ナイフも必要だし、その前段のパテ盛りについても経験が物を言うかも。
もっと詰めると、パーツ複製まで行き着くので、そこまで出来るようになったら、もうそれで食っていける（かもしれないｗ）。
俺は、パテの扱いが致命的に下手なので、苦労する事が多い。下手なおかげで材料を無駄にすることも多いので、よく投げ出したくなる ＆ orzな状態。
それでも、それをやって削らないと話にならないので、がんばってやるわけです。
ぜんぜん上達せんけどなｗ
まぁ、後は使えるヤスリ＆ツールを探すことだね。筆とヤスリだけは何十本も持つことになるんだなぁ…これが…
