塊魂

NC-15さんのエントリ
Text]団塊の全共闘崩れがあまりにもクズが多い件について
http://d.hatena.ne.jp/muffdiving/20080329/1206883807


を読んでいて思った。
いやはや、団塊の世代って奴は・・・
まぁ、件のおっさんも、出る場所によっては非常に意味のある発言になる。たとえば、B関連の集会で『生活保護云々』とか・・・w
でも、真面目な集会でそれをやってはなぁ・・・m


思い起こせば、うちの親は団塊の前世代だ。思うに『恥』の世代。
『正しい』(←ここ重要)『恥』の考え(日本的な意味で)が身についている世代だ、だから色んな意味で厳しいし、その反面、戦前・戦中派の持っているおおらかさも持ち合わせて居る。
古き良き日本とかひとくくりにするつもりは無いけど、そんな感じの世代。
だけど団塊の人々のほとんどは、この『恥』の概念と言うか日本的な部分を、かなり歪曲されてすり込まれた(言い方悪いなw)人たちなんではと。
よっていろいろな意味で中途半端かつ意味不明な事を平気でやれる世代だと言う感じではと思う。
もちろんどの世代にも問題児は居るし、そういう人間に当たってしまったら悲劇なのだが、団塊の人たちはその割合が特に多いと言う事だろう。


件のおっさんも『今まで世間を回してきたのは自分たちの世代だ』と言う、根拠のない自負からこういう話になってしまうんだろうとは思うけど・・・痛いなぁ・・・


まぁ、かばうつもりは毛頭無いけど、戦後の訳のわからない自虐的な社会風潮の中で、経済成長だけに心を奪われ、気がつけばデジタルデバイトの中心的位置にいて、情報の(正しい)扱い方にも疎いと言う悲しい位置づけでは、軋轢が生まれない方がおかしいのではと思う。
それでも自分の生きてきた証として、口を出さずには居られないのだろうなぁ・・・もんだいは『それがどういう意味を持つのか相対的に見られない』と言う事なんだろうけどw
DQNの自慢話じゃないけど『この間●●の集会で言ってやったよ、ワッハッハ』とか飲み屋の自慢話のたぐいにしかならないことを、せっせとやっている人たちって言うのもなぁ・・・もちろん全部がそうでもないのは解るし、そこに一縷の望みが有ったりもするんだけど、彼らの於かれている特殊な環境ではいろいろな意味で、まっとうな方向には行き着けないと思われるところが・・・w


結局自分らは、彼らのために年金を積み立て、社会保障の基盤を支えて、軸のずれた感謝を強要される事になるのだと言うのが、納得いかない大きな原因の一つなのかもね。