【Poser・Vue・3D】 新型機種

この度、当社シオニック・エレクトロニクスでは、新型メイドロイドZE/MD-069の販売を開始することになりました。
ZE/MD-069型は、従来の機種よりも「ご奉仕」機能が強化されており、ユーザーの皆様にきっとご満足いただけるものと自負しております。

つーわけで、テクスチャを色々いじってみようと思い立ち、あーだ、こーだとやってみた結果がこれです。
単純に地グロのMizuhoを作って見たかったと言うのもありますが、原理的には解っていても、今まで手を出していなかった超怠け者でありまして…w
とにかく、テンプレートが存在する(テクスチャを作るための定規つーか枠みたないもんね)んだから上手く行くだろうと、試して見たわけです。
但し、リアル系のテクスチャみたいに時間をかけて作っていないので、物はそれなりなんで勘弁してやってくださいw。
しかしですね。地グロに銀髪ってやっぱ王道ですかね?w。まぁ、メイドロイドなんて言うあり得ないもんなんで、これでOKかとは思いますが。ちなみに、mm06r2で作ったお皿を流用しております。あと、眼鏡は必須です。これは漏れの心の絶対領域ですんで、外すことは出来ませんw

素体:Mizuho(Base DAZ AIko3) by ほげほげさん
髪:Baby Doll Hair by Quarker
クロス:CATHERINE V3 by ISOP さん
    Aiko3化 by Yamatoさん
小物類:ModaFasihion
    インカム By Zippoさん
    眼鏡 by makoto さん
    お皿 お@(自作)
素体テクスチャ:お@(自作)


さて、そのテクスチャの作成ですが。詳しく書くと本当に簡単なんです。
先ず、テクスチャのテンプレートを用意します。Mizuhoの場合は、ボディDAZのAiko3なので、DAZで用意しているテクスチャテンプレート。そしてほげほげさんの所に有る、Mizuhoの頭と目のテクスチャテンプレート(実際はUVマップだったりするのか?w)を入手してきます。
  

(注1:まぁ、色々あるので、実サイズでは無いのはお察しください)

そこで、このテンプレートを元に、ペイントソフトでテクスチャを塗り塗りしながら作成する訳です。
レイヤー機能の有るペイントソフトなら、このテンプレートを読み込んで、透過50%くらいにしてその下に新しいレイヤーを作って塗るとか、テンプレートの上に乗算のレイヤーを作って塗り塗りしてから、テンプレートレイヤーを捨てて、通常レイヤーに戻して保存するとかすれば、それなりの形の物ができあがる筈です。
で、実際に自分が作ったのは以下のテクスチャ
  

(注2:面倒なんで、サイズは縮小ですw。)

「なんか偉いはみ出してません?」とか思われた方w。大丈夫です。テンプレートの枠外の部分は、実際にテクスチャとして貼られたときに、見えない仕組みになっている様です(確認したわけでは無いw)。
まぁ、そう言う事なんで、色を塗るときも、フォトショップの様なマジックワンドの有るソフトなら、外周部の白い部分を選択して、選択範囲の拡張で24ドットくらいはみ出しておいて、選択範囲を反転させて、そこを塗り塗りしていけば良いわけです。
こうして、テクスチャは完成したので、今度はこれをMizuhoに張り込む訳ですが、この作業はPoserのマテリアルルームでやればOK。面倒な人は、一度Mizuhoにマットを適用して、マテリアルルームで、該当部分の2Dテクスチャを張り替えてやればOKと…。
こうして全て張り終えると、あら不思議w。Mizuhoが地グロに変身するわけです。
但し、自分が作ったのは、べた塗りテクスチャなので、のっぺりとした感じになってしまいます。実際にリアル系のテクスチャを見ると、色の薄い部分を作ったりして、それとなく本物の皮膚っぽい感じに仕上がっています。
ま、要するに面倒だからやらなかった訳ですがw。

ちなみに、乳輪ですが、図に乗って塗りまくると、超巨大になるので要注意ですw。実際に一回やって、ビビリました(汗

後、左胸の文字ですが、結局は同じ要領です。
但し、胸のカーブにそって上手く配置しないと、面白い事になるので要注意w(テクスチャテンプレートの曲線に沿って配置するようにしてます)
これで、先ほどのボディテクスチャに刻印が追加出来る訳です。もっとアレゲにするには、この文字の部分だけのレイヤーを作って文字を疑似立体化、そいつをグレースケール化→白黒反転させてBUMPマップを作って、マテリアルルームで反映させれば立体感の有る刻印にすることも可能と…w
この手法で、タトゥーや傷なんかを作ることも可能なんですが、意外と簡単にできてしまいますんで、一度お試しあれ。細かい調整をしなきゃならんケースも有りますが、ほいほいやっていけば結構簡単に出来てしまいますから、レッツトライって感じです。

その他に、もう一つですが。お気軽ライティング手法と言うのもあります。
2個のライトでそれなりに出来ちまうんですが、これが基本と思えば、結構使いでが有るんで重宝します。
やりかたとしては、先ず全てのライトを削除して(削除するときは、atAKAさんの所の「Delete All Lights」を仕込んでおくと楽です)から、頭上に一個スポットライトを作成し、もう一つライトを追加してから、追加したライトをポイントライトにして、影のチェックボックスを外せばOK。これだけで、結構使えるライトになります。
後は、ポイントライトを移動させて、丁度良い場所に置けば良いわけです。

と、まぁ、チラシの裏ですが、とりあえずやってみることをお勧めします。こんな小手先の事でも、見慣れた素体に変化をつける事が出来るので、是非お試しください。
上手くなったら、是非作ったテクスチャを公開していただけると、たすかるなと…(そこかよ!)