梯子してきました

ちょっとクーポンなんかもらったので、映画を梯子してきました。
ちなみに、料金は割引が効いて1000円ってのも大きかったです。

天使と悪魔

前作、ダビンチ・コードの続編。
と言ってもストーリー的なつながりは無し。主人公ラングトン教授の話と言うだけ。
内容的にはタイトルに誤魔化されそうだけど、ガリレオ・コードと言うのが正しいw
この原作者。ダン・ブラウンは、前作の時も色々言われてましたが、『見てきたような嘘をつく』のが大得意なのでw、今回もその辺を踏まえて物語りを楽しむと良いと思います。
作品的には、ロン・ハワードらしい、いかにも娯楽大作的なテンポの良い作品で、140分なんてあっという間に終わってしまいます。
そういう意味では、前作よりも流れは良かったと思います(同じ監督なのにねw)。
前作は途中で澱むは、ネタバレするわで、ちょっとシナシナになって見終わったのですが、今回は(やはりネタバレと、言うかお約束的な流れは有るんだけど)最後まで我慢して見られます。
ストーリーも前作と同じく、謎を解いて答えにたどり着くアレなのですが、前作よりも動きが多くて、そういう意味でのテンポ良い作りになっていおり、飽きさせません。
2作目が1作目より良い出来になった(と、言うか1作目がアレゲなだけ、だったのですがw)珍しい例かもしれません。
最後に、お約束すぎる流れは有るのですが、まぁ、それもこの原作者らしいといえばそうなのでしょう。


で、『見てきたような嘘をつく』な所ですが、しょっぱなから色々有りましたw
イルミナティとガリレオの関係とかw、映画館で吹いたっすよ。100年以上時間軸おかしいしw(よい子は、ガリレオの生年・没年と、イルミナティの成立年を調べてみよう!)
その他、反物質やらなんやら、映画館で盛大に吹き出すのを我慢しましたw
ま、そんな感じで。


個人的には、アイェレット・ゾラーのチラ見えする胸の谷間が。おっぱいおっぱいでとてもGood!でしたw


フィクションの娯楽作品としては、それなりに見られますが、歴史のお勉強にはならないので、気をつけてくださいw
と、言うことで。いちおう元は取れるかな?w

STAR TREK

天使と悪魔の50倍は面白かったw
ただ、受ける層が有りそう。
たとえば…オリジナルのガンダムファンで、Seedや00を受け入れられる人には、受けないと思う。
ふつーは受け入れられるって思いそうだけど、その逆。
その理由は見ていただかないとなんとも…w、感覚的な物だけど、かなり当たってると思うな。


で、内容は、ヌルトレッキーな自分でも突っ込みどころ満載なストーリーなんですが、それでも充分に楽しめる。
特に、今までのSTAR TREKであまり語られる事が無かった、カークとスポックのエンタープライズ以前の話を、別視点と言うかまったく新しい解釈の元に”再構築”して作り上げられたストーリーだから、その辺を理解できないと『ナニコレ?』って言う感覚に陥ってしまって駄作扱いになるだろうと…w
もっとも、”正史”としてのTOSからの歴史が存在する以上、物語の成立をリセットしてまで、この作品を作った意味ってのがどこにあるのか?って話になると思う。
そういう部分を分離することによって、J・J・エイブラムス監督のやりたかった事が垣間見えると言うか、作品を納得することが出来るであろうと思われる。
SFXや科学的な設定は、かなり綿密に作り込むこのシリーズなので、その辺の心配はあまりしまくても良いが、ストーリーの構成は受け入れられない人は多いだろうと思う。
しかし、監督はその辺もちゃんと処理している(ちょっと場当たり的な所も有るけどw)ので、全部見ていただければそれなり納得はしていただけると思う。


前述の条件があるけど、受け入れられれば2回見ても元は取れる作品だと思うw

総括

ま、面白かったっすよ、両方とも。
2本見ても2000円なので、これはこれで良かったかなw