頭身の問題

と、言うか、以前にも似たような悩みでエントリを書いた気がする・・・
今回は、2Dとして見た場合の頭身。

2Dの画像と言うか、漫画的な表現方法を考えた場合に、頭身は基本的にデフォルメされた形になるわけで、Poserの素体をそのままデッサンもととして利用すると、漫画チックとは行かなくなる。
特に、Aiko3などは、頭部のバランスが、意外とリアル系によって出来ているので、そのまま2Dを起こすと、思っている物とはちょっとかけ離れた出来になる。
で、この辺を回避することが出来る素体としては、AnimeDollとかHimekoとかChibibelが上げられる。
実のところ、Aiko互換でありながら、BelBelも素体としてはかなり使える。
頭身サイズから考えるとすれば、AikoToonも使えるが、頭身的にOKでも、頭部形状がそのままではと言う問題も残る。
リアル系を指向するなら、V3・V4・A4でも全く問題が無いのであるが、やはりアニメ系となると分が悪いと思われる。

パラメーターなど

で、Belbelを使う場合に気をつけなければならないのは、各種パラメータの設定である。
個人的にbelbel/Aikoを使う際は、NeckStretchを-1するのが基本となっている(そのままの首のサイズでは長すぎる傾向があり、方向によっては、長さが強調されてちょっと引く事があるので、この処置が必須となる)
その他、Aiko3のモーフを組み込むことによって(組み込み方は、カブキさんのweb参照。意外と簡単です)、BreastSize1〜4の設定による、巨乳化、貧乳化なども出来るし、VolumeUPなどのパラメーターを調整して、日本人的なあまり凹凸の激しくない体型も作り出せる。
ポージングも色々可能なので、トレス疑惑など気にすることも無いとは思われるw
ただ、フィギュアの作りによって、ポーズ的には各部が破綻するので、そこはきちんと補完できる知識が必要になる。
なので、やはり基礎は大事と言う事になる。


もう一つ注意事項としては、カメラの画角設定が有る。
Poserのカメラは55mmに設定されている。その為に、一種の違和感の様な物が画面として存在するのだが、ここを一般のカメラの様な35mm〜28mmに設定することで、結構それらしく見えるようになる。
この点を注意することで、2DCGのモデルデータとしてPoserを利用する事が可能になる。
ただ、結局Poserで一回ポージングする手間があるので、実際は一発で描くよりも時間がかかる可能性が高い(手数が多くなると言った方がいいかな?)。
まぁ、結局構図起こしするのと変わらないかなぁ・・・w