巨星墜つ
今朝一番でアーサー・C・クラークの訃報を聞いた。
個人的には『ついに来たか・・・』と言う感じだ。
アシモフ、ハインランと来て、クラークは何時だろう?と言う漠然とした不安が現実の物になった。
子供の頃、意味もわからず見た『2001年宇宙の旅』は衝撃以外の何者でもなかった。まぁ、アレはキューブリックが監督だったって言う相乗効果も合った訳だが・・・w
2010年を映画館で見たときには、SFを知った気になった。2061年を読んで、時代を意識した、そして3001年を読んでさらに『クラークの深み』を知った訳だが・・・
個人的に、クラークの作品で好きなのは『楽園の泉』。
軌道エレベーターと言う物を初めて知ったし、クラークの最後の長編になったことも驚いた。その後『宇宙のランデブー』を読んだり、『2001年宇宙の旅』を読み返したりと、一時クラーク漬けになった事もあった。
- 作者: アーサー・C.クラーク,Arthur C. Clarke,山高昭
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2006/01
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 61回
- この商品を含むブログ (92件) を見る
ハインライン派の自分としても、やはりクラークは偉大であり、巨星と言う言葉が似合う人だと思う。
90歳、天寿を全うされたと言っても良いのかもしれない(本人はどう思っているかはわからないが・・・)、ご冥福をお祈りします。