秋の夜長は、じっくり読みまくる…筈

 新シリーズ


四方を統べる神 (ハヤカワ文庫 FT エ 1-50 ドラル国戦史 1)
デイヴィッド・エディングス リー・エディングス 宇佐川 晶子
早川書房 (2007/10)
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エディングスファンとしては、日本語で読めることを喜ばなきゃならないのだが、それにしても8分冊なんて言う出版をするハヤカワのばかやろーコーディネーターは、早いところ首になって欲しい。
本当は、分厚いままの4冊分冊が正しいのだと思うが、こういう区切り方は、物語の流れをぶった切り、エディングスのダイナミックさを完全に損なう結果となっているのが本当に惜しい。
まぁ、魔術師ベルガラスや、女魔術師ポルガラみたいに、一冊がとてつもなく厚くなる場合は、分冊も仕方がないのだが(まぁ、俺は1っさつでも良かったけどなw)、マロリオンで分冊の愚かさに気がついて、直してくれたとばかり思っていたのが間違いだった様に思える。
最近再版されたフィーストのリフト・ウォーの方も分冊がおかしな具合になってるのを見ると、本当にこのコーディネイトをやってるやつを、絞め殺したくなる気分である。
確かに、1000円以上じゃFTを妄想しまくりで読みまくるガキ世代は買わないだろうし、分厚くなると読めなくなるのだろうけどな。
とりあえず、ハヤカワには愚痴を言い続け、鼻で笑っておくことにする。

それと…
宇佐川先生がご健在でとてもうれしいのと、リー婦人が他界された事に哀悼の意を表しておきます。

 本命


世界の傑作機 (No.115) (世界の傑作機 NO. 115)

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陸軍試作戦闘機
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いや、まぁ、本命だねw
今回は思いっきり趣味です。
特にMe262は夜戦型の資料のために買ったも同然。しかも、夜戦の資料的にも非常に充実している。さすがK江先生お見事である。N原氏とは大違いだと…w
N原氏で思い出したが、ドイツ軍戦闘機の著者がN原氏だったが、文章的に凄く不快なのは、自分が理解できないことは、きっとみんなも理解できない物なのだろうと言う決めつけで、書いていることが多い所で有る。
資料的には写真等も含めてかなりの良い本なのだが、N原氏の文章が価値を落としていたりする。なにせ『Ta154が、何故木製にこだわったのか理解に苦しむ』と来たもんだw、そりゃね、当時の状況から技術者の立場になれば、タング氏がなぜ木製にこだわったのかはすぐに理解できると思うよw、だから文章には、『”個人的には”理解できない』とか『”個人的には”理解に苦しむ』とかにした方が、いいんだと思うけど、そうなると、研究者のくせに、理解出来ないってのはいかがな物か?と言われちゃうから出来ないんだろうけどなぁ…とか。
さすが飴色の元凶たるお人だけ有るw。
と、まぁそういうことで、個人的にはK江先生の物が一番安心して読めるので、買っている状況なので有った。